登った山へ戻る          写真集へ

中川山〜天杉山〜岩倉山【なかのごうやま・あますぎやま・いわくらやま】
展望図はカシミール3Dで描画   2003.12.09
中川山(1170.2m)天杉山(1173.6m)岩倉山(1022.6m)匹見町・戸河内町

登山口へのアプローチは六日町側から県道42号線で高尻・三葛経由で匹見へ入るか木部谷・安蔵寺林道経由で県道189号線・七村に出て匹見へ入る。
または中国自動車道を戸河内ICで降り国道191号線で道川まで行く。これで登山口まで行くのが一番楽で早くて安全と思われる(私は帰りに利用した)
匹見で国道488号線との分岐を右折して標識に従い表匹見峡へ向う県道307号線に入り下道川の上家屋遺跡の手前、赤茶色の石州瓦の民家の所を折り返すように右折して直ぐに匹見川に架かる倉渡瀬橋を渡り突き当りを左折して亀井谷林道へ入る。
荒れ気味の林道を亀井谷に沿って慎重に走りチェーンの張られた車止めの手前の路肩の少し広くなった所に駐車する。
駐車地から林道を歩き亀井谷奥橋の分岐で右折して沢沿いの道を右岸、左岸と何度も渡り返しながら目印やケルンを見失わない様に沢を詰める。
最後は右岸側の山道で左からの谷沢を渡って33曲がりと名づけられたジグザク道を登ると山腹を巻く笹付き道(この辺りから積雪有り)を行き最後に古い木中道標を曲がると笹の刈り払われた道から台所原の縦走路分岐に出る。(ここまで約90分)
分岐を左折して大きく笹が刈り払われた縦走路を辿ると中川山に至る。(ここまで約30分)
山頂手前の肩の所から南面に冠雪した恐羅漢山が大きく迫る。
縦走路をそのまま進み鞍部から登り返すと岩倉山への分岐があるが、先ずは直進して天杉山に向う。途中はブナの混じる自然林で尾根の左斜面を行く様になり途中樹林の切れ間に時々展望が開け、最後に杉の植林地を抜けると山頂小広場に至る。
山頂からは東面の展望が開ける。(ここまで約30分)
山頂にて昼食・恒例記念撮影後先程の分岐まで引き返して右折して松の目立つ尾根筋を下り亀井谷林道に出る。(ここまで天杉山から約60分)
岩倉山へはここを右折して鳥越の広場に向い、広場の少し手前で左側の笹が大きく刈り払われた道に入り山腹を大きく巻いて尾根に沿って少し登った所でこの刈り払い道は終わり、強引にそのまま笹コギして山頂に向うが、足元は全く見えず半端な笹薮ではないのでお勧めできない。
(上り約45分)
本来のルートは鳥越の広場から左の目印のテープの所から最初の背丈を越える笹ヤブを抜けて尾根に残るわずかな踏み跡を辿りながら山頂を目指す。尾根筋に出れば膝下ぐらいの笹だが下の山道は全く見えない。伐採された笹原なので途中の展望が一番いいのでせめて登山道の笹だけでも刈ってあれば十分なのだが残念!(下り約20分)
帰りは林道を辿り駐車地まで戻る。(下り約50分)
今回は笹に残る雪でまたもずぶ濡れとなるが最初の沢詰め、途中の快適縦走路ブナ林歩き、最後のヤブコギから林道歩きと山歩きの主要素全てを兼ね備えた歩き応えのあるベストコースといえると思う。
今回はヤブ山突撃隊のHPを参考にさせていただきました。ありがとうございました。

登った山へ戻る
          写真集へ