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下深山【しもみやま】(783.1m)<展望図はカシミール3Dで描画>
下深山周回コース《阿東町・徳地町》

登山口へは国道9号線を徳佐方面から山口方面に向かい地福用路のバス停を右に見て直ぐ先のしもせりんご村の看板のある信号の所で左折して用路集落へ向う。
細い舗装道を道なりに進み橋を渡って民家の手前で直ぐに右折して未舗装道に入り神社を左に見て舗装林道を進み墓地の前の駐車地に車を置く。
用路林道支線はヒューム管の前までほぼ舗装されているがここから歩きたい。さて林道を最後まで詰めると古いトタン小屋があり山道は右側沢伝いに延びている。山道は次第に荒れて来るのである程度谷を詰めた所で右側の植林地尾根を目指してヤブコギ急登して尾根に出る。尾根に出たら左折して目印を確認しながら尾根筋を登り途中の展望岩からは秀麗な十種ヶ峰の姿を見る。
主稜線が近くなると右に下深山山頂が木の間越しに見えてくる。その後踏み跡が乱れて分り難くなるが目印と尾根筋を外さぬ様に主稜線ピークまで上る。
ここで右折して胸の高さの笹コギをしながら尾根筋を辿ると下りになる手前で右の鞍部目指して道無き檜植林地の笹原大薮を目印を確認しながら下り鞍部から上り返して展望地ピークに出る。展望地からは東面に石ヶ岳、飯ヶ岳、莇ヶ岳、弟見山等の展望が広がる。ここがこのコースで一番分り難いと思われるがここさえクリアすれば後は何とかなるので慎重に目印を辿りヤブコギしましょう。
ここからも笹付藪尾根をたどり山頂北端の分岐に上り、左折して進み笹が刈り払われた境界杭の分岐に出て右に約30m笹コギすると山頂三等三角点に至る。
山頂は三角点の回りだけ笹が刈り払われているが笹と樹林に囲まれ展望は無い。落ち着く場所も無いので記念撮影後先程の山頂北分岐まで戻り弁当をいただく。山口線のSLの汽笛の音がやけに近くで響いていた。(上り約130分…迷走込み)
さて下山はここから北西尾根に目印のビニール紐とテープが間伐植林帯との境界に続いておりそれを辿ってみる事にする。こちらのルートはほとんどヤブコギも無く境界を忠実にたどれば間伐林尾根分岐で右折して境界尾根を辿れば植林地の急降下で林道へ続く沢に降り立つ。沢伝いに下ると砂防ダムの右側を抜けて直ぐに林道に出る。そこから左折して下り駐車地へ戻る。(下り約70分)
下りでは徳佐高校学校林標柱の所へ戻るルートがあるかも?上る途中の林道で山へ向う目印があったのでこちらが本筋かもしれません?
今回は「防長山野へのいざない」第3集を参考に登りました。(2003.11.22)

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